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群馬県下水道総合事務所

県下水道総合事務所が施設の耐水化を計画

2023/11/07 群馬建設新聞


県下水道総合事務所は、各処理区にある水質浄化センターなどの施設で耐水化を計画している。本年度は、西邑楽水質浄化センター(千代田町舞木1200-1)など3カ所で耐水化計画の修正を行っており、来年度以降に順次対策工事を進めていきたい考え。

本年度に計画修正業務を作成しているのは、西邑楽処理区の西邑楽水質浄化センターのほか、新田処理区の利根備前島水質浄化センター(太田市備前島町42-1)、佐波処理区の平塚水質浄化センター(伊勢崎市境平塚99-1)となる。

耐水化は各施設の基幹設備で浸水を防ぐことを目的としている。これまでに作成した耐水化計画は、200年に1度の降雨量を想定。今回の計画修正業務で100年に1度を想定しての検討を行い、計画を修正する。修正業務はオウギ工設(前橋市)が作成している。具体的な対策方法は、これから詰めていく段階としている。

今回計画を修正する3施設以外では、県央処理区の県央水質浄化センター(玉村町上之手1846-1)と奥利根処理区の沼田ポンプ場で耐水化計画の修正が残っている。奥利根処理区には奥利根水質浄化センターがあるものの、水没の危険性がないことからポンプ場を対象とした耐水化を検討する。2施設については同様の計画修正を来年度以降に実施する。

また、桐生処理区の桐生水質浄化センターでは、先行して2022年度から耐水化工事を推進中。本年度は汚泥処理棟を対象に出入口に着脱式の防水板を設置できるような改修工事を行っている。

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