赤城村にある三原田幼稚園、刀川幼稚園、津久田幼稚園、南雲幼稚園の4園を統合し、新たに赤城幼稚園としてスタートさせた赤城村教育委員会は、園舎完成に伴い、落成式を開催した。
式典には、永井良一村長を始め、狩野富雄村議会議員、角田登県議会議員、浜田陽一県中部教育事務所長らが臨席。また、工事関係者や地権者、地元住民も駆けつけ、完成を祝った。
開式後、永井村長は式辞で、これまでの事業経過を説明したのち「当幼稚園の隣には、ひばり保育園も開園される予定で、この地が子育てゾーンとして形成していくこととなり、未来の子供達の育成に大変寄与すると考えております」と期待に胸を膨らました。
感謝状が設計及び施工者代表に贈られ、狩野村議、角田県議、浜田所長が祝辞に登壇。狩野村議は、多くの協力のもとでの完成に敬意を表し、角田県議は、合併後も育成の中心となることを期待。浜田所長は、同園舎の機能充実に感嘆と感謝の意を示した。
謝辞では、南雲幼稚園の須田清子園長が「これからも保護者や地域の皆様方の意見に耳を傾け、より良い幼稚園にしていきたいと思っております」と力強く述べ、式典は閉会した。
同幼稚園は、勝保沢地内にある第1総合グラウンドの南側スペース敷地面積約5000㎡に建設。規模はW造平屋建て延べ床面積約1450㎡。内部は、通常の保育室のほか預かり保育室、遊戯室、職員室、園児用トイレ、職員用トイレなどが設置され、木をふんだんに使用した造りが特徴となっている。園舎の中央には、芝生の中庭を配置、東側に玄関を確保。南側に4つの保育室と職員室を整備し、保育室の間に2つの園児用トイレを設置。中庭を挟んで北側には遊戯室と保育室2室、預かり保育室1室を備えている。
なお園舎の北側で、ひばり保育園との間のスペースには、児童館の建設も検討されており、今後の展開が注目される。