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山梨大学

3分離で工事発注へ ゼロエミッションみらいラボなど

2023/11/11 山梨建設新聞

 山梨大学は「ゼロエミッションみらいラボ」(甲府市武田)、「ニューロンーグリア、クロストークセンター山梨」(中央市下河東)両施設の新築工事について、それぞれ建築・電気・機械の3分離で発注する方針を固めた。来月の入札公告を目指し準備を進める。

 日本建設業連合会(宮本洋一会長)はこのほど、「設備工事費上昇の現状について」のリーフレットを作成。国内での工場建設の活発化などを背景とした資材価格高騰や業者が繁忙期にあることなどへの理解を求めている。

 同大は県内でも、こうした状況にあるとみており、施工者がスムーズに決まるよう参加しやすい入札の方法や設計などを模索。関係者から情報を集めるなどし検討した結果、設備工事を分けて発注することを決めた。

 甲府キャンパスに建設するゼロエミッションーは、RC4階1614㎡程度で、設計は上野藤井建築研究所。医学部キャンパスに建設するニューロンーはRC3階1430㎡程度で、設計は唯設計が担当している。

 両施設共に工事発注規模は6億円以上で、2025年2月までの完成を目指す。

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