【高崎】駒井病院および併設の介護老人保健施設和光園(高崎市矢島町449-2)を運営する醫光会(高崎市、駒井太一理事長)は、駒井病院および併設の介護老人保健施設和光園の移転新築に向けた基本・実施設計業務の受託者に内藤建築事務所東京事務所(東京都中央区)を選定した。同社とは今後契約を締結する。基本・実施設計は2024年6月ごろまでにまとめる考え。施工業者の選定に向けた見積もり依頼は2024年6月~8月ごろに送付する予定となっている。
ニューサンピア跡地に駒井病院および併設の和光園を移転新築し整備する方針、建設地は高崎市島野町1333-3ほかの敷地3万2800㎡。新たに建設する病院併設老健は現時点においては3階建てが濃厚だが、バックヤードを備えた3階一部4階建てとなる可能性もあるとしている。延べ床面積は約1万㎡。うち、約3300㎡に和光園を整備する。建物の構造は設計で検討する。
移転整備により、和光園のベッド数は100床から20床増の120床となる。
既存の駒井病院はS造2階建て、延べ床面積4290㎡。なお、既存の和光園はS造2階建て、延べ床面積3885㎡となっている。移転後の跡地利用については、建物解体も含め検討中としている。
駒井理事長は「少子化・高齢化のなかで地域の活性化に貢献できる建て替えにしていきたい。従来通り、認知症や慢性腎不全に対して建設的に取り組む事に加えて、健康寿命の向上や災害時の対策なども考慮した病院・施設にしていきたい」とコメントした。