県中之条土木事務所は、国道146号古森3期工区で道路改良工事を計画。11月中に条件付き一般競争入札でブロック積工などを公告する。設計については冨永調査事務所(高崎市)がまとめた。
工事は長野原町古森地内にある浜岩橋の左岸側で実施。道路改良に伴い、道路に接している山側の崩壊を防ぐため、延長約80mの区間でコンクリート量約500立方mのブロック積み工を行う。また、同延長で400㎜×400㎜の落蓋式側溝の新設工事も実施する。工事の際には交通誘導員を配備する予定。
古森3期工区は、羽根尾交差点から古森地内に向かう国道146号の約500m区間で、道路の線形改良および拡幅を行うもの。合わせて、老朽化した吾妻川に架かる同橋の架け替えも実施する。2021年度から事業を開始しており、橋梁前後の現道拡幅工事も含み25年度の事業完了を予定している。
今回発注するのは古森3期工区道路改良工事その2にあたり、その1工事は6月に吉澤建設(長野原町)が受注し施工中。工事内容は、その2工事に隣接する地点でブロック積み工や舗装工などを行う。年度中の工事完了を予定している。
古森3期工区ではこのほか、浜岩橋の架け替えを計画しており、23年度内に左岸側橋台の工事を発注する計画。右岸側の橋台は21年度に吉澤建設が担当し、完成している。上部工は24年度以降の着工を目指す。