県企業局は、藤木変電所・小屋敷連絡線の撤去工事(継続)を今後計画している。工事は、総合評価方式の一般競争入札を執行して発注となる。入札公告は年明け以降に行う見通し。
内容について、従来は県企業局が保有する自前の電線や設備を使用していたが、現在は東京電力に連絡線を接続するための工事が進められているという。そのため既存の老朽化なども考慮して、自前の連絡線などの撤去工事を実施するもの。工事場所は甲州市塩山藤木。
工事では藤木変電所の設備撤去や小屋敷連絡線の撤去、藤木変電所の遠方制御盤撤去を予定している。
撤去工事に伴う設計業務は昨年度に東電設計が担当して進めており、成果品はすでに納品済みとなっている。
なお、工期には約11カ月間を見込んでおり、2か年程度をかけて完了させる。
担当課によると、連絡線などがある場所は、地元の農家の方々が栽培する桃やぶどうの畑なども含まれていることから、収穫作業などに支障が出ないように配慮をした工事や、十分な工期を確保して進めていきたいとしている。