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国土交通省荒川下流河川事務所

荒川下流河川事務所がドローン実証実験参加者決定

2023/11/16 埼玉建設新聞

 荒川下流河川事務所は、ドローンの実飛行による実証実験参加者6団体を明らかにした。今後は、12月上旬に22年度の取り組み状況やルール案、23年度の実験取り組みなどを話し合う意見交換会を実施する考え。24年1~2月には実飛行による実証実験、2月下旬に実験の報告やルール案に関する意見交換会を開き、同年3月以降に荒川下流河川上空利用ルール案を作成する計画。


 実施実験の6団体は①エアロセンス・日本無線・KDDIスマートドローン②eロボティクス・環境ロボティクス協会③アイ・ディー・エー④ロジクトロン・SORABOT⑤日本化薬・GOFLY ⑥西武建設・ミラテクドローンーー。

 全国初の「河川上空利用ルール」の作成に向けて22年度に続き、本年度も取り組みを推進する。ドローンを活用した河川巡視の検討を進めていることや、物流分野等の担い手不足等が進行する中で、障害物の少ない河川上空でのドローン物流促進により地域課題の解決等の期待が高まっており、将来的に河川上空において複数のドローンによる飛行が想定されることから、河川上空利用ルール案を策定する。

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