県は、やまなし思いやり駐車区画適正利用促進事業を進める。事業費については、県の9月補正予算に4950万円が盛り込まれている。
同事業は、やまなし思いやりパーキング制度の認知度向上と駐車区画の適正利用を図ることを目的として進める。該当する区画内には視認性の高い路面標示を新たに設置する考えだ。
標示の設置に向けて現在は、設置を希望する事業者等の確認作業などを進めているところ。今後、工事に係る入札を行っていく予定。
なお、当制度は2012年から導入されており、障害者や妊産婦などの車の乗り降りや、移動に特別な注意が必要な人向けの優先駐車区画を設ける制度。
標示の主な設置場所は、公共施設や病院、商業施設や金融機関などを見込んでいるとのこと。
工事では対象となる駐車区画に、思いやり駐車区画を表すデザインのシートを施工(貼付または溶融)していく考えだ。
施工は本年度中に完了させる予定。