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Made in新潟で新技術展示会35社の79技術を間近に

2023/11/18 新潟建設新聞

 新潟県生まれの新技術を紹介するMade in 新潟新技術(土木・建築)展示・発表会が15日に新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれた。県内企業35社が開発した79技術のパネル・製品等の展示や4社による技術発表が行われたほか、フクダハウジングの木津広美社長より、「男性も女性も若者の働きやすい職場へ」と題した特別講演も行われ、建設、行政関係者で大いににぎわった。

 主催者である県土木部の高橋秀典技監は「Made in新潟新技術普及活用制度は、県内建設産業の経営健全化の促進と技術力の向上を目的として創設され、現在は82企業の173技術が登録されている。昨年度までの売上は累計で1617億円に達し、県内建設環境の活性化に寄与している。展示発表会などを通じて、より一層の普及を目指したい」とした。

 また同日には、本年度の優秀技術表彰に選定された興和の「KVSストレーナ」とホクエツ信越の「HSYフィルター」の表彰式も執り行われた。 

 優秀技術表彰制度は、前年9月1日~本年8月31日までの期間に、プラチナまたはゴールド技術に登録された技術が対象で、特に優れた技術を表彰することで情報発信し、県内外問わず活用を促進する。KVSストレーナはプラチナ技術、HSYフィルターはゴールド技術に認定されている。

 興和の齋藤浩之社長は「受賞を契機に、さらなる販売促進とともに、次なるMade in新潟の登録に努めたい」とし、ホクエツ信越の前川仁社長は「今後も2024年問題やSDGsなど、コンクリート製品メーカーとして何かできないか、さまざまなところで皆さまから知恵を拝借しながら考えていきたい」と語った。

【写真=新潟生まれの技術が一堂に、興和の齋藤社長(左)、ホクエツ信越の前川社長(左)】

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