国土交通省の2023年度秋の勲章伝達式が13日、都内の東京プリンスホテル鳳凰の間で開かれた。斉藤鉄夫大臣から、国土交通行政に大きく貢献した受章者301人へ勲章と勲記が授与された。
斉藤大臣は「皆さまは、建設、運輸、海上保安、気象など国土交通行政の各分野において格段のご尽力をいただいた方々です。皆さまの輝かしい功績に対し深く敬意を表し、感謝を申し上げます」とお祝いの言葉とともに「新型コロナ感染症拡大からの3年間を乗り越え、わが国の経済状況は改善しつつありますが、一方で自然災害の激甚化・頻発化、人口減少にともなう労働力不足、国際情勢の緊迫化や物価高騰など解決すべき課題に依然として直面しています。国民の安全安心の確保、持続的な経済成長の実現、個性を生かした地域づくりと分散型国づくりの3つを柱に防災・減災、国土強靱化の推進、地域公共交通のリ・デザイン、持続可能な物流・建設業の実現、安心して暮らせる住まいの確保などさまざまな施策を全力で進めております。引き続きのご支援をお願い申し上げます」と述べた。