朝霞市はJR武蔵野線北朝霞駅・東武東上線朝霞台駅周辺にある3カ所のロータリーを再整備するため、2023~24年度の2年間で各ロータリー整備の基本方針を具体化する。車を中心とする現在の空間活用から、人が滞在できる広場へ改修する計画。市が官民連携で推進する同駅周辺のウォーカブル化とも連携しつつ、24年度内に仕様をまとめる見通しだ。
整備方針の検討を行うのは、北朝霞駅東口・同駅西口・朝霞台駅南口に位置するロータリー。それぞれの設備を、人が滞在し幅広い用途に利活用できる広場として再整備する。まずは各ロータリーの交通量や利用状況などを調査した上で、今後の改修に向けた基本コンセプトを固める。
3カ所のロータリーのうち、北朝霞駅西口ロータリー(約1600㎡)に関しては、整備コンセプトの検討と合わせて基本・実施設計を策定する見通しだ。コンセプトを踏まえつつ、ワークショップや実証実験などを通じて施工詳細を具体化。24年度末までに各ロータリー整備の基本方針、北朝霞駅西口ロータリーの実施設計までをまとめる予定となっている。