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栃木県真岡土木事務所

真岡土木、京泉Ⅱ 570mを12.75mに、橋梁詳細設計へ、121号花の木橋架け替え

2023/11/18 日本工業経済新聞(栃木版)

 県真岡土木事務所は、真岡市の国道121号京泉Ⅱ工区570mの整備で、1級河川五行川を渡河する花の木橋の架け替えを決め、年明けにも橋梁詳細設計を発注する。今年度は橋梁予備設計・仮設橋を含む迂回路、旧橋撤去設計をまとめ用地測量に着手する。橋梁予備・旧橋撤去設計は富貴沢建設コンサルタンツ、用地測量を宇都宮測量が担当している。

 整備は歩道のない現道7mについて、片側に歩道2・5mを設置した12・75mに拡幅改良。法線を是正し新橋は現在と同位置に架け替える計画。

 架け替えに伴う仮設路240mを現橋北側の上流側に確保する。仮設路は西側を市道193号、東側は市道3269号間に配置する計画。

 京泉Ⅱ工区は花の木橋を挟んで東西570mが事業区間。京泉工区に続く交通安全施設整備で2020年度に国庫交付金を充当し整備に着手した。概算事業費は9億8500万円。大内中央小学校への通学路で車両と歩行者を分離し、児童らの安全を確保することが目的。

 幅員構成は車道3・25m×2車線で、北側への歩道2・5mの間に自転車の通行を考慮した路肩が1・5m。南側も自転車・歩行者の通行を考慮し、ゆうゆう路肩2・25mを確保する。

 架け替える花の木橋は橋長48・6m。1965年に架設され老朽化。幅員は車道のみ6mで、大型車両の交互通行に支障を来しており、自転車・歩行者の通行の危険性が指摘されている。地覆を含めた全幅が6・8m。

 上部形式はRC3径間連続床版橋。下部工は直接基礎逆T式橋台2基。直接基礎壁式橋脚2基。

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