筑西市は21日、2023年度一般会計補正予算案(第6号)を公表した。主な事業では、道の駅拡張整備事業費として2カ年継続費1億2296万9000円を設定。23・24年度で道の駅拡張に係る基本・実施設計を作成する。土木関係においては、玉戸・一本松線整備事業費9500万円を計上。工事用進入路新設に係る工事費などを盛り込んだ。また、同事業の繰越明許費として3億753万7000円を24年度に繰り越す。
道の駅「グランテラス筑西」では、約3・4haの敷地拡張に向け基本・実施設計の委託を計画。2カ年継続費として事業費1億2296万9000円を設定した。年割額が23年度3689万1000円、24年度8607万8000円となる。23・24年度内に基本・実施設計を作成。用地の取得に関しては24年度内に実施する予定だ。また、基本計画については、三橋設計(千代田区)が24年1月までにまとめる。
拡張においては、駐車場、遊具施設、調節池の整備を検討。遊具施設については屋根付きの大型遊具を想定している。道の駅の敷地面積は4万7709㎡で、普通車318台、大型車43台の駐車場を備える。施設には売店、レストラン、ベーカリー棟などを有している。
玉戸・一本松線整備事業は、24年度に実施する仮設桟橋設置に向け、工事用進入路を整備。事業費9500万円を充て、進入路の設計と道路改良舗装工事を実施する。工事予定箇所については、玉戸地内の国道50号合流部分と、西方地内の筑西三和線合流部分のそれぞれで実施。玉戸地内では主に道路改良舗装工事、西方地内では用地を借地としたうえで、地権者との合意を図り、設計、測量を主として進めていく。また、仮設桟橋設置に係る工事費については、繰越明許費3億753万7000円を計上し、24年度に工事を行っていく。
そのほかの事業については、あけの元気館において修繕事業費304万3000円を計上。また、公共施設等総合管理計画改定支援委託費として、債務負担行為621万5000円を設定した。
補正額3億844万円として、補正後総額が476億1911万9000円となる。