高山村は中山地内で4基の橋梁補修を計画しており、2024年度の工事発注を見込んでいる。設計は三陽技術コンサルタンツ(前橋市)が担当している。
対象となる橋梁は、いずれも村道を通る単純H形鋼橋となっている。
4橋の概要は◇山吹橋(村道岩ノ下線)=1977年築造、橋長19・34m、幅員3・7m◇下河原橋(判形役原関田線)=80年築造、橋長24・4m、幅員4・4m◇山室橋(上山室線)=68年築造、橋長11・7m、幅員4・6m◇岩鼻橋(広田線)=築造年不明、橋長18m、幅員2・4m-となる。
工事内容は断面修復工、ひび割れ補修工、舗装打ち替え工、橋面防水工、伸縮装置の更新などを想定しているものの、各橋の状態を見ながら詳細な内容を詰めていくとしている。
村では、橋梁長寿命化修繕計画を進めており、毎年19から20橋ほどを対象に点検を行っている。1~4段階での判定区分を設けており、4橋は、健全度で2の判定を受けていた。
現在、必要な改修方法や工事費などを算出し、発注に向けて準備を進めている段階で、発注時期については予算の状況を見ながら決定する。また、工事はそれぞれの橋梁ごとに分割での発注を予定している。