須坂市建設業協会(小林昌之会長)は27日、土のう作りのボランティア作業を実施した。災害対策として企画した初の試みで、半日にわたり会員総出で汗を流した。
製作場所となった相之島排水機場がある北相之島地区は、令和元年東日本台風の際に大規模な浸水が発生し、甚大な被害を受けた。小林会長は「地域貢献としてできることはないか考え、災害や大雨時の対策として実施を決めた。土のう袋を二重にし、長期間備蓄できるよう作るが、今後も必要に応じて入れ替え作業も行っていきたい」と話した。
参加者は協力して手際よく作業を進め、製作した土のうは相之島第2排水機場と防災活動センターに備蓄された。