県は、本年度の第1回県大規模小売店舗立地審議会を恩賜林記念館で13日に開催した。会では、「(仮称)ダイレックス湯村店」の新設について審議を進めたほか、大規模小売店舗立地法に基づく届出の処理状況を県の担当者から委員に説明が行われた。
審議に移ると、ダイレックス(佐賀県佐賀市、多田高志代表取締役)が届け出た「(仮称)ダイレックス湯村店」の新設では、県道6号(甲府韮崎線)の富士見通り北交差点の西側に当たる甲府市湯村1丁目1931番外にドラッグストアを新規出店するもの。新設日は12月27日。
店舗規模の面積は1277㎡。店舗の床面積は1499㎡で、敷地面積は3945㎡。自動車駐車場の収容台数は42台で、駐輪場は13台。荷さばき施設の面積が50㎡。駐車場の出入口は1カ所。
委員からは、店舗周囲への騒音の影響や、右折して入庫する車両があること、店舗の少し手前に案内看板を立てることで渋滞対策の緩和を-などの意見を述べていた。
審議した結果、同案件については意見無しとして、県に答申することが決まった。
また、大規模小売店舗立地法に基づく届出の処理状況では、コメリハード&グリーン石和店(笛吹市)、コメリPRO甲府昭和インター店(甲斐市)、ツルハドラッグ北杜須玉店(北杜市)の3件について新設の届出を報告した。
【写真=ドラッグストア新設の届出で審議を進めた】