北陸建設アカデミー(小野貴史代表理事、胎内市黒川)は20日、本年度第3回目の「建設土木多目的コース」の入校式を開いた。厚生労働省の建設労働者育成支援事業として建設業振興基金が受託し、同アカデミーが実施主体となって行うもので、建設業界への就職を目指して職業訓練から就職までを一貫して支援する。今回は新潟市、上越市、佐渡市、新発田市から5人、宮城県から1人の計6人が参加。最年少は28歳、最年長は65歳と県内外から幅広い年齢層が集まり、それぞれが意気込みを表明した。
訓練の実施期間は12月22日までとなり、車両系建設機械(整地等用、解体用)、玉掛け、小型移動式クレーンの資格取得支援のほか、足場の組み立て、フルハーネス型墜落制止用器具、チェーンソーの特別教育も行う。
訓練後は企業説明会や合同企業相談会の開催、荒川などの現場見学、社会保険労務士等による就職支援を予定し、訓練終了後3カ月をめどに建設業界への就職を支援していく。
【写真=訓練参加者と関係者が記念撮影】