太田市(清水聖義市長)は29日、12月補正予算案を明らかにした。高齢者就労促進施設(西野谷町39-1)の新築工事費に3857万5000円を追加計上し、当初予算分の1億円と合わせて、計1億3857万5000円を繰越明許費に設定した。
高齢者就労促進施設の新築工事は現状施設の老朽化が著しいことを受け、新たな事業所の整備を計画している。建設場所は宝泉スポーツ広場駐車場付近で、敷地面積は1039㎡。新しい施設はW造またはS造の2階建てとなり、延べ床面積は約250㎡を想定している。設計業務はアークプランニング(太田市)が担当した。
尾島健康福祉増進センター(備前島町196-1)では、排水管改修事業として、工事費1530万4000円を計上。繰越明許費に設定している。工事内容はセンター外部の排水管および側溝の布設替えで、舗装工事も予定する。
このほか、道路維持経費補修工事事業で市内一円を対象とした道路施設維持補修工事費に4160万円を計上している。また、交通安全施設整備事業では582万1000円を充てており、同じく市内一円を対象に区画線を主とした路面標示工事の実施を計画している。
今回の補正予算によって、一般会計予算へ2億3123万4000円を追加し、総額を945億3949万円とした。