柏崎市は1日、2023年度優良工事表彰式を挙行し、5工事を施工した7社と優良工事で現場代理人を務めた5人を表彰した。22年度に竣工した工事199件の中から他の模範となる優秀な工事および技術者を選定し、桜井雅浩市長が表彰状を授与した。
桜井市長は「それぞれの工事が地域からの要望や不安を解消するものなど、強い願いが込められている。厳しい条件の中、高い技術で完遂された」と受賞者の功績をたたえ、「市民の安心を守り、豊かさを保持しているのは皆さんのおかげである」と感謝した。
また受賞者を代表し、阿部建設の阿部尚義社長は、「新型コロナウイルスや物価高騰、資材の不安定さなど、過去にないほど障害があった年だった」と振り返り、「今回の受賞は各社が勉強会などを通じて技術力の向上を図った成果。良い方向につなげていきながら、市民の役に立てるように、受賞者一同協力していきたい」と謝辞を述べた。
本年度の受賞対象工事は次の通り。①受賞者②現場代理人※敬称略
◇茨川河川改修(ゼロ市債)工事=①阿部建設②今井直樹
◇宮之窪集落道改良舗装工事=①吉原工業②大倉力
◇東中学校改築(建築本体)工事=①植木組・阿部建設・東北工業JV②布施博幸
◇東中学校改築(機械設備)工事=①日新設備工業・柏崎設備工業JV②大関健一
◇米山台四丁目地内水道管改良(ゼロ市債)工事=①アスカ②富永明生
【写真=市長を囲み受賞者、監督員が記念撮影】