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除雪支援の手順確認/長岡ICで合同訓練

2023/12/07 新潟建設新聞

 長岡市の関越自動車道長岡ICで1日、道路管理者らが連携で道路除雪を相互支援する合同訓練が行われた。北陸地方整備局長岡国道事務所、県、長岡市、ネクスコ東日本、県警から32人が参加し、各機関の除雪機械がIC付近でのUターン、料金所のゲートをスムーズに通過できるかなど、除雪支援の手順を確認した。

 訓練は2016年1月の中越大渋滞を機に、17年12月13日に北陸地整とネクスコ東日本新潟支社が締結した相互支援の覚書に基づいて実施。これまでも中之島・見附ICで同様の訓練を実施しており、昨年12月の集中降雪による国道での大規模滞留を踏まえ、円滑な相互支援を目的に行われた。 

 最初にネクスコ長岡管理事務所が「大雪のため長岡インター付近の除雪をお願いします」と電話で支援を要請。それに応じた県、長岡市が順に除雪ドーザ、トラックを派遣し、ICランプ部の走行や料金所を通過する際の注意点、Uターンする場所を確認するなどした。

 長岡国道事務所の久保光晶副所長は「高速道路は除雪したが、インターは除雪していなかったことがあった。高速本線以外でも除雪はしなければならない。やれるところから速やかに除雪を行って道路を開放できるよう、取り組みを進めていきたい」と語った。

【写真=除雪車の通過手順を確認】

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