中央市は11月28日、12月補正予算案を発表した。田富第2保育園改築の実施設計など2621万1000円、田富小大規模改修の設計変更1457万4000円、庁内組織変更に伴う情報機器設定変更など294万円を計上した。
田富第2・第3保育園統合に伴う第2園舎改築では、現在馬場設計により基本設計が進められている。本予算成立により実施設計に移り来夏までにまとめる見通し。既存施設の解体を経て2025年に本体に着工する計画だ。
田富小大規模改修の設計変更は、改修とともに施設に避難所としての機能を追加するなどの内容。本体工事は24年夏以降の着工を目指す。
市営住宅解体では、工事の増額分345万9000円を計上。下田保団地2棟、飛石団地1棟の解体を予定する。
市道1003号線では、JR身延線跨線橋部分の道路灯LED化など424万5000円を予算化。このほか急傾斜地崩壊対策100万円も盛った。
工事中のシルク工芸館ふれあい館の改修では、陶芸用の窯の整備、浴室やレストランなどの備品購入など2772万5000円を計上した。
このほかの主な予算は▽玉穂中への階段昇降機新設774万4000円▽地籍調査100万円▽がん患者ウィッグなど購入補助40万円▽新山梨環状道路の高架下に防災備蓄庫設置474万6000円。