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群馬県県土整備部

県県土整備部 11月補正予算へ公共事業予算200億円を計上

2023/12/09 群馬建設新聞

県県土整備部は11月補正予算へ公共事業予算200億円を計上したことを明らかにした。これにより、11月補正後の公共事業予算の合計が814億279万2000円となり、2022年度11月補正予算後の797億2924万円と比較し2・1%増加することとなった。国が進める「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」を活用し、「ぐんま・県土整備プラン2020」に基づく防災・減災対策や長寿命化対策などの社会資本整備を推進する。

200億円の内訳は補助公共事業100億600万円、交付金事業99億9400万円。11月補正予算後の総額は、補助公共事業が307億7155万9000円(対前年度比12・5%増)、交付金事業は344億3690万円(同比5・2%減)となった。

主要施策の配分としては、災害レジリエンス№1の実現へ148・6億円を充当。このうち、河川改修や堆積土除去、水位計・河川監視カメラ設置などの水害対策へ42・2億円、土石流対策やがけ崩れ対策など土砂災害対策が30・9億円。落石対策や無電柱化、バイパス整備といった道路防災には75・5億円を確保した。また、持続可能で効率的なメンテンナスへは33・2億円、多様な移動手段の確保には18・2億円をそれぞれ充てる。

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