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茨城県阿見町

子育C設計へ債務2791万/本郷小増築プール解体設計も

2023/12/09 日本工業経済新聞(茨城版)

 阿見町は12月補正予算案の概要を公表した。債務負担行為として子育て支援総合センター新築に向けた設計費2791万8000円を限度額に設定し年度内の契約を目指すほか、用地測量委託費198万円を計上する。そのほか債務負担行為で本郷小校舎増築・プール解体設計委託費3101万1000円を限度額に設定し年度内契約を見込む。

 子育て支援総合センターは、総合保健福祉会館(阿見地内)と連携した子育ての総合施設を敷地内の広場に平屋建て延べ床1000㎡規模で建設する計画。予算案が可決され次第、用地測量を委託して進め、来年度の基本・実施設計、2025年度に着工、26年度開設を見込む。

 本郷小増築は既存プールを解体して跡地にRC造3階建て延べ2400㎡規模で計画。年度内に増築・プール解体設計の委託業者と契約し2024年度から設計を進める。24年度にはプール解体工事も進め、25年度に増築工事、26年度4月供用を見込む。

 そのほか債務負担では、都市計画検討業務に限度額1155万8000円(2024~25年度)を設定し牛久阿見IC周辺の調整区域で都市計画を決定させる。今補正案にも495万3000円を計上。

 また、役場庁舎の空気調和機更新工事に2226万4000円、総合保健福祉会館の空調設備更新工事に664万4000円、給食センターピット内蒸気配管更新工事に2348万5000円の限度額をそれぞれ設定。来年度からの施工に向け、年度内の契約を進める。

 そのほか補正予算案では、総合保健福祉会館の維持補修工事費437万8000円、公園維持管理の植栽管理委託費459万1000円、都市排水路管理の維持補修工事費362万5000円、草刈委託費45万3000円を計上予定。

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