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茨城県神栖市

市内4施設で除去工/18年度アスベスト対策

2006/02/28 日本工業経済新聞(茨城版)

 神栖市は、アスベスト使用が判明していた土合体育館のアスベスト除去工事について今月8日、千代田メインテナンス(株)と随意契約を締結した。

 契約金額は、2651万円。工事は、今月9日から着手し、今年3月28日までの工期で工事完了を目指す。

 なお、アスベスト使用に関しては、市が市内267箇所の市有施設について、アスベスト使用状況調査を実施し、9施設でアスベスト使用が判明。このうち、市役所本庁舎では、すでに囲い込みなど飛散防止対策を講じている。

 今回の土合体育館のほか、須田小学校、むつみ荘、矢田部公民館、市民体育館、知手配水場、旧グリーンスポーツセンター、旧終末処理場については、アスベスト除去工事等の対策を予定している。

 平成18年度は、須田小学校、矢田部公民館、市民体育館、知手配水場の4施設について除去工事を実施する計画で、新年度当初予算に事業費5192万7000円を予算付けした。また、むつみ荘についても、18年度の補正予算で対応できれば、18年度内にも除去工事を行う意向だ。

 さらに平成19年度は、旧終末処理場で除去工事を予定。旧グリーンスポーツセンターについては、時期は未定となっているが、施設解体に併せて除去工事を実施する見通しだ。



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