つくば市は「用途地域の変更」「花室西部地区地区計画の決定」「島名・福田坪地区地区計画の変更」の3件について、都市計画案の縦覧を開始した。場所は筑波庁舎内の都市整備課で、縦覧期間は3月6日まで(8時半から17時15分で、閉庁日除く)。
「用途地域の変更」は、つくばエクスプレス沿線地域の「島名・福田坪地区」、つくば駅東方に位置する「花室西部地区」について、それぞれ土地区画整理事業の土地利用計画に伴い用途地域を変更するもの。
このうち島名・福田坪地区は、242・9haのうち、第1種低層住居専用地域214・7haを107・4haと縮小して、第1種住居地域を6・4haから61・7ha、準工業地域を12・1haから29・4haへと拡大。
新たに第2種住居地域17・2haと隣接商業地域17・5haを追加する。商業地域については9・7haと現状のまま。
一方、花室西部地区は、第1種低層住居専用地域11・6haを7・1haに縮小し、残り地域を第1種住居地域3・9ha、第2種住居地域0・6haとする方針。
このほか「花室西部地区地区計画の決定」では、花室西部地区の魅力ある住宅地の創出と良好な市街地形成を図るため、地区計画を定める。
低層住宅を中心とした、健全で良好な居住環境を有する市街地形成を地区計画の目標とし、「建築物等の用途」「敷地面積」「壁面の位置」「建築物等の高さ」「かき又はさくの構造」について制限。
「島名・福田坪地区地区計画の変更」については、商業・業務施設、公益施設、住宅などが複合した良好な田園市街地の形成、地区環境の保全を図るため、地区計画を定めるもの。
万博記念公園駅を中心とした拠点性の高い活力ある魅力的なまちづくりを進めるため「建築物等の用途」「建ぺい率」「敷地面積」「壁面の位置」「建築物等の高さ」「かき又はさくの構造」について制限を定める。