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群馬県富岡市

西小の長寿命化設計 年明けにも委託

2023/12/15 群馬建設新聞

富岡市は、西小学校(七日市1073-1)の長寿命化に向けた基本設計・実施設計業務を年明けにも委託する見通しを示した。入札方式は検討中。

基本設計・実施設計を2023年度、24年度で行い、25年度は校舎の長寿命化改修工事、26年度は引き続き校舎の改修工事を行うほか、屋内運動場の長寿命化改修工事を予定する。

基本方針にはZEBを推進することや防災機能を高める整備を行うことのほか、ユニバーサルデザインに配慮し、バリアフリー化を行うことなどが掲げられている。改修工事は校舎と屋内運動場を対象として実施をする。

西小学校は27年4月1日に黒岩小学校(下黒岩1870-1)との統合が予定されている。校舎、屋内運動場ともに建設から40年以上が経過しており、外壁や内装などにおいて施設の老朽化が著しい状況となっている。

これらを踏まえ、児童が安全安心に学ぶことができる場として、将来にわたって長く学校施設を使用していけるよう長寿命化を図る。

長寿命化を図るのは◇北校舎=RC造3階建て、延べ床面積4124㎡、1983年度竣工◇南校舎=RC造2階建て、延べ床面積882㎡、70年度竣工◇屋内運動場=S造平屋、床面積662㎡、71年度竣工-となる。

12月補正予算案に基本設計・実施設計委託料として24年度までを期間とする債務負担行為に限度額6329万4000円を設定した。

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