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群馬県藤岡市

東平井など隣接地で/新工業団地の検討

2006/02/25 群馬建設新聞

 工業団地への企業誘致が活発化する中、藤岡市は更なる集積化を図るため新たな工業団地の開発を新年度も引き続き、候補地を現在の東平井、西部、牛田などの工業専用地域3か所に隣接した地域を視野に検討していく。

 現在、市内の工業団地は、藤岡インターチェンジを核としたアクセスなどを踏まえ、昨年から立地が急増傾向にある。県企業局が分譲している藤岡東平井工業団地では、急速に企業が進出を決まり分譲地はわずか。さらには、同市土地開発公社が分譲する本動堂第2工業団地についても昨年8月までに食品卸売業の松村フーズ(高崎市倉賀野町)と藤武運送(藤岡市下戸塚)の2社が進出を決定、完売となっている。

 企業局の分譲地については区画が残っているものの、同市については、空きがない状況。同市ではこれらを踏まえ、財政面や雇用対策に重要な企業誘致を更に促進するため、新工業団地の開発を進め、企業誘致の受け皿を広げる考えで、新年度も具体的な調査に着手する見通しだ。



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