日本自動車研究所(つくば市、鎌田実代表理事・研究所長。以下、JARI)は19日、つくば市学園南エリア未利用地2カ所について、売却先となる事業者を選定した。2カ所とも安藤ハザマ(港区)が買受候補者となる。今後、契約を締結することとなる。
売却2カ所は、西大橋字芝山612-1の3183㎡と西大橋字這坂609-1の1045㎡が対象となっている。
西大橋字芝山612-1の土地は雑種地となり、公募面積3183・00㎡、実測面積3183・41㎡を有する。西大橋字這坂609-1も雑種地で、公募面積1045・00㎡、実測面積1045・68㎡を有しているところ。
事業者公募に当たっての問い合わせ先は、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社不動産アドバイザリーの担当:石井氏と木村氏となっていた。木村氏の電話番号が080-4199-3680)で、平日の午前10時から午後5時までで受け付けていた。
なお、先行して公募していた学園南2-8-4の15万5389・76㎡については、大和ハウス工業が落札済み。このほど、開発計画となる(仮称)SSCつくば学園南プロジェクト」を公表した。開発地の北側に分譲マンションと教育施設を整備するほか、中央に広場や商業施設、南側には研究施設や物流施設、保育施設などを整備する。2024年8月に着工し、28年4月の完成を予定する。
【未利用地2カ所の位置図】