グッドマンジャパンつくば特定目的会社(SPC)(渋谷区、佐藤朋彦取締役)は18日、高エネルギー加速器研究機構南側未利用地45万5791・03㎡の開発行為に係る許可をつくば市から得た。全10区画でデータセンター(4区画分)や物流施設(3区画分)などの整備を進めていく。施工者はNIPPO(台東区)、設計者が浅井謙建築研究所(千代田区)が手掛ける。
高エネ研未利用地45万5791・03㎡は、大穂2-1ほかの国道408号沿いで、既存施設の南側に位置する。インターネットの膨大なデータを管理するデータセンターをはじめ、物流施設、防災拠点施設(物販店・飲食店・託児所・防災備蓄倉庫)を整備。一部施設は2026年までに供用を開始。その後は工区ごとに準備整備する計画を立てている。
代理人に関しては、浅井謙建築研究所と近畿日本コンサルタント東京支店(中央区)が担っている。
そのほか、グッドマンジャパンつくばSPCとつくば市で20年間の契約を締結。防災備蓄倉庫の年額賃貸料を無償とした。
全10区画の予定建築物と土地利用工区割面積は次の通り。(各工区の配置は図参照)
▽1工区=道路拡幅(4123・99㎡)
▽2工区=区画道路(1万3653・24㎡)
▽3工区=データセンター(7万80・54㎡)
▽4工区=データセンター(3万6899・42㎡)
▽5工区=データセンター(3万5479・06㎡)
▽6工区=データセンター(3万4519・23㎡)
▽7工区=物流施設(6万1257・23㎡)
▽8工区=物流施設(8万2291・47㎡)、開閉所(1825・92㎡)
▽9工区=物流施設(6万9695・23㎡)
▽10工区=防災拠点施設(物販店・飲食店・託児所・防災備蓄倉庫)(4万5965・40㎡)