◎コストコ倉庫店は4月着工目指す
コストコホールセールジャパン(ケン・テリオ代表取締役・千葉県木更津市)は、南アルプス市寺部のIC新産業拠点に新設する(仮称)コストコホールセール南アルプス倉庫店について、今年4月の着工を目指し準備が進められている。
3月中旬に建築確認申請を行い、4月初旬に工事着手。25年4月の開業を目指して整備を進める。
◎新産業拠点内の事業説明行う
ヒカレヤマナシ(昭和町)は、開発を進めている南アルプス新産業拠点内「地域交流エリア」の事業説明を行い、将来の来客目標を年間250万人に設定していることを明かした。旧完熟農園のレストランなど既存施設(約450坪)は居抜き改修を行い、ヒカレヤマナシが農産物直売所、ビュッフェ形式のレストランなどを運営。将来的には2期工事として屋外テラスなどを整備してBBQ事業を行う予定。施工は早野組(甲府市)が担当し、新築棟6棟(延べ約1575㎡)などの工事を進める。
◎岡島跡地にシネマコンプレックスがあがる
甲府市議会で、岡島百貨店の跡地に整備が計画される複合施設の概要について、核となるテナントにシネマコンプレックスがあがっていることを明らかにした。
計画概要では、東側が地上28階、430戸の住宅棟として、約1000人に安全で良質な住宅空間が提供される見通し。西側は商業棟として、地下1階から2階が駐車場、地上1階から4階が商業フロア、屋上は広場が予定される。
テナントには、開発事業者が導入に向けて数社の運営会社と交渉を続けているとし、核となるテナントにシネマコンプレックスがあがる状況と議会で報告した。
計画する市街地再開発事業と甲府城の南側エリア整備との相乗効果によって回遊機能が高まり、中心市街地のにぎわい創出なども見込まれる。
開発事業者は、MIRARTHホールディングスグループのタカラレーベン。