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群馬県安中土木事務所

中尾川で貯砂ダム整備 月末にも指名通知

2024/01/13 群馬建設新聞

県安中土木事務所は安中市松井田町坂本地先で坂本ダム(碓氷湖)に流入する中尾川に整備する貯砂ダム1基の詳細設計業務について、月末の指名通知へ準備を進めている。業種は土木関係建設コンサルタントで、履行期間は約8カ月を予定している。

詳細設計業務では、貯砂ダム1基の詳細設計を行うほか、延長770mの路線測量や1万4000㎡の用地測量、2本の地質調査を実施。地質調査はφ66㎜、深さ約30mの機械ボーリングを行う。

同事務所は中尾川のほか、碓氷川でも貯砂ダムの新設を計画。碓氷川については7月に詳細設計業務を入札、業務はコイデ(前橋市)が受託している。履行期限は24年6月末を想定している。

コイデがまとめた概略設計段階における2河川に整備する貯砂ダムの規模は◇中尾川=堤長約100m、堤高約10m、コンクリートボリューム約4000立方m◇碓氷川=堤長約70m、堤高約10m、コンクリートボリューム約3000立方m-となっている。

貯砂ダムは坂本ダムの有効貯水量を確保するため、大雨時の土砂流入を軽減させることを目的に整備を行う。

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