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群馬県太田市

太田市は3カ所の工業団地

2024/01/16 群馬建設新聞


太田市は東金井工業団地南地区など3地区で民間事業者による工業用地造成が確実となったことから、隣接する既存工業団地とともに産業拠点として工業的土地利用が図れるよう、市街化区域編入にあわせて、用途地域を工業専用地域に指定した。3地区の工業団地と面積は東金井工業団地南地区(17・8ha)、富若西地区(10・1ha)、新田東部工業団地西地区(9・0ha)となる。

東金井工業団地南地区および富若西地区は、ともに北関東自動車道太田桐生ICおよび国道122号に近接する交通利便性の高い地区となる。また、洪水浸水想定区域のため、太田市国土強靱化地域計画に基づき、ソフト・ハード対策を適切に組み合わせた総合的な対策を講じていく方針としている。

地区施設の配置計画では東金井工業団地南地区は道路を2路線整備。道路Aは延長約580m、幅員9m、道路Bは延長約530m、幅員6mで計画する。

富若西地区は道路Aを延長140m、道路Bは延長約400mで計画し、幅員は9mとなる。

新田東部工業団地第二地区計画は新田東部工業団地西地区の都市決定により、変更を実施。19・5haから28・5haに変更した。

3地区ともに敷地面積の最低限度は1000㎡で高さの最高限度は31m。工場の立地に関しては敷地内の緑化および緩衝帯としての緑地の設置に努める。

現在、太田市では企業から工業用地を求める要望が寄せられており、市内の既存工業団地はすでに分譲済みか進出企業が決まっており、対応できない状況となっていた。

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