県は、山梨クリスタルえるみん・山梨えるみん認定証の交付式を昨年の12月26日に県庁で挙行した。式では古澤善彦男女共同参画・共生社会推進統括官から14の事業者の代表者に認定証を交付した。建設業では飯塚工業(笛吹市)が山梨えるみんの認定を受けた。
県では、女性の個性と能力が十分に発揮できる社会を実現するため、女性活躍推進に取り組む企業を独自に認定している。今回の認定は昨年4月1日から12月までに各事業者が申請を行い、審査を経て認定となった14の事業者が対象。認定の内訳は、山梨クリスタルえるみんが1事業者、山梨えるみんが13事業者。企業の主な業種では、建設業や製造業、サービス業、医療・福祉など。
式の冒頭に古澤男女共同参画・共生社会推進統括官が「企業経営を活性化し、持続的な地域経済を生み出していくことが課題。人材の価値を最大限に引き出す人的資本経営の動きとして象徴的なものが女性活躍の推進。これは企業価値の判断指標にもなっている状況にある。県では引き続き男女共同参画の環境づくりを積極的に取り組んでまいりたい」とあいさつした。
【写真=古澤統括官、各事業所の代表者が集まり記念撮影、認定証を受け取る飯塚工業の飯塚潤代表取締役社長】