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【国交大臣賞】明野の高床に決定/第1回SDGs住宅賞

2024/01/15 本社配信

 住宅・建築SDGs推進センターは12日、第1回SDGs住宅賞の受賞作品を決定した。計画から将来の廃棄に至るまで全段階でSDGs達成に貢献する先導的な取り組みや工夫を行った住宅を選定。国土交通大臣賞には「明野の高床」(山梨県北杜市)、同センター理事長賞は「巡る間」(神奈川県逗子市)が輝いた。表彰式は30日に都内のルポール麹町で行われる。

 明野の高床はW造軸組工法の平屋、延べ床面積76・86㎡。建築主は個人で、設計者は能作文徳氏、施工者は小澤建築工房。都心で働く施主の要望は、先祖から受け継いだ山梨県の敷地に、富士山が望めて生態系に配慮した住宅を建てること。「実家の隣でテレワークが可能で、最終的に土に返るオフグリッド住宅」というコンセプトで計画が進められた。

 このほか協賛団体賞として▽ベターリビング理事長賞=「築59年の葉山の家」(神奈川県葉山町)▽日本木造住宅産業協会会長賞=「NORTH LAND PRIDE~HOKKAIDO SOLAR HOUSE」(札幌市)▽板硝子協会会長賞=「LOAM」(東京都世田谷区)▽硝子繊維協会会長賞=「金山デッキ」(長野県芽野市)―が選定された。

国交大臣賞の「明野の高床」

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