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群馬県沼田土木事務所

昭和インター線バイパス整備、補強土植生法枠工を近く発注へ

2024/01/31 群馬建設新聞


県沼田土木事務所は主要地方道昭和インター線森下工区のバイパス整備事業について、補強土植生法枠工を2件に分割して2月上旬に公告を行う。工種はとび・土工・コンクリート工事、入札方式は条件付き一般競争入札となる。設計業務は技研コンサル(前橋市)が担当した。

道路南側法面となる分割1号は補強土植生法枠工を面積1345・2㎡、鉄筋挿入工は100本施工する。道路北側法面となる分割2号では、補強土植生法枠工を面積1717・9㎡で施工。工期として9カ月を見込んでいる。

昭和インター線は国道17号のJR上越線岩本駅周辺に架かる久呂保橋から昭和ICを結ぶアクセス道路。現道は線形不良で幅も狭い区間もあり、昭和ICまでの通行に支障がある。歩道もないことから改善の要望があがっていた。森下工区のバイパス整備は総延長760m、幅員10m、片側に2・5mの歩道を設ける計画で、事業期間は2013年度から25年度の13年間の予定。全体事業費として約10億円を見込んでいる。

今期の発注でバイパス整備優先区間の大規模な掘削工と主要構造物であるブロック積工、擁壁工、法面工が完了となり、24年度は今期掘削区間の道路排水工、縁石工、路盤工および大森神社交差点東側の改良工事を予定している。

なお、20年度に拡幅橋の施工を萬屋建設(沼田市)、21年度と22年度の土捨場整備や道路改良工事などを石坂建設(昭和村)が受注している。

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