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鹿島JV白川大橋P1下部工が全工期無災害表彰の栄誉

2024/01/31 新潟建設新聞

 厚生労働省は、鹿島・福田組・巴山組JVが施工した主要地方道新発田津川線白川道路(仮称)白川大橋下部工(P1橋脚)工事を全工期無災害表彰に選定した。11日には新津労働基準監督署で表彰式が執り行われ、五十嵐署長から表彰状が授与された。

 主要地方道新発田津川線の阿賀野川を横断する(仮称)白川大橋のP1橋脚をニューマチックケーソン工法により施工する同工事では、着手した2019年3月19日~23年10月28日までの間、延べ3万1320人の労働者が従事し、全工期を通じて無災害で完工した。

 高所での墜落・物体落下防止措置の徹底、支店による定期的なパトロール、圧気工事に伴い減圧症発生の緊急時を想定した各医療機関と地元消防本部との事前調整、阿賀野川の水位の小まめな確認および増水時の作業可否の判断など、職員および協力会社作業員で活発に取り組んだ結果、全工期を通じた無災害に結びついた。

 全工期無災害表彰は、労働者災害補償保険の保険料の額が160万円以上の工事を対象とし、全工期を通じて業務上の災害が発生しなかった事業場を表彰する。

【写真=五十嵐署長(右)が表彰状授与(新津労働基準監督署提供)】

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