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栃木県大田原土木事務所

大田原土木、那須黒羽茂木線 550mを是正、歩道設置、3月に業務3件発注

2024/02/01 日本工業経済新聞(栃木版)

 県大田原土木事務所は、大田原市北野上の主要地方道那須黒羽茂木線550mの整備手法を固めた。現道はS字カーブが連続する視認性の悪いあい路。西側が丘陵部の斜面、東は1級河川松葉川が流れている。概略設計ではルートを松葉川側に振り法線を是正して歩道を設置。道路が河川側に張り出すため松葉川を付け替える。今後は3月上旬をめどに路線測量、地質・土質調査、道路詳細設計を発注。法線や道路構造を固め24年度以降の用地調査に備える。

 課題は歩行者・自転車の通行空間と車両の安全な走行空間の確保。

 歩行者・自転車の通行空間の確保では、地形的な制約を背景に歩道が未整備。北野上工区の南北では片側に2・5mの歩道が設置され、550mが中抜け区間となっている。加えて路肩に十分な幅員がなく、自転車の通行安全性に課題。

 整備方針では歩行者の安全を担保する歩道と自転車が通行できる路肩を確保する。幅員構成は車道2車線の両側に自転車通行帯を兼ねた路肩、歩道は丘陵が迫る西側に計画した。

 車両の安全な走行空間の確保では、現道がセンターラインで2車線が確保されているものの、片側の車道幅員が3m未満。西側の斜面は木々が生い茂りうっそうしているほか、カーブが続き見通しが悪い。

 整備方針では車道・路肩とも十分な幅員を確保。視距改良のためカーブを是正し安全な走行空間を確保する。

 整備手法を検討する道路概略設計はシー・アイ・エスが担当。3月にも委託する路線測量は4カ月、地質調査が5カ月、道路詳細設計には6カ月の履行期間を見込んでいる。

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