記事

事業者
茨城県筑西市

33年度まで順次更新/6施設で老朽化対策工事

2024/02/06 日本工業経済新聞(茨城版)

 筑西市は安定した水道事業の確立を図るため、施設・設備の計画的な改修および長寿命化を計画している。老朽化した浄水場の計画的な更新を実施。玉戸浄水場など6施設を、2033年までに順次改修を行っていく。広域化や施設統廃合の検討を継続して実施するため、検討結果次第では計画が変更になる可能性がある。また、耐災害性強化に取り組み、自家発電設備や防水扉の設置を進めていく。

 玉戸浄水場では、24年度から25年度にかけて高圧受変電設備の更新工事を実施。26年度から27年度で浄水設備の更新工事を行い、28年度から31年度まで、配水池の更新工事を予定している。32年度にはポンプ井および配水ポンプの更新を行う。玉戸浄水場は許可取水量が8100?/日、配水池容量は5000?を有する。

 明野浄水場においては、24年度から25年度にかけて高圧受変電設備の更新工事を実施。26年度および27年度には自家用発電設備の更新工事を行い、28年度に計装設備工事にとりかかる。明野浄水場の許可取水量は2520?/日。契約受水量が1500?/日で、配水池容量は1500?となる。

 本城町浄水場では、29年度から30年度に高圧受変電設備更新工事を実施。31年度には、自家用発電設備更新工事を行った後、32年度から33年度に浄水設備更新工事を実施する。本城町浄水場は許可取水量が7624?/日、配水池容量は4200?。

 そのほか、川澄配水場では33年度に配水池更新工事を実施。五所配水場については、33年度に配水ポンプ更新工事行う。川澄配水場は配水池容量500?を有し、五所配水場においては配水池容量1000?を有している。

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら