(福)双葉福祉会(理事長予定者・浅田精利氏)は、牛久市中央に民間保育所「(仮)ふたばランド」の建設を計画している。計画規模はW造一部2階建て延べ約990㎡。施工者の選定に向け、指名7~8社で今月中旬にも入札を執行する方針。国および市の交付金も含む総事業費はおよそ2億8000万円。
市内に保育所が少なく、待機児童が多いことから、緊急性を踏まえて市が民間事業者を公募。その結果、学校法人双葉学園に事業者が決まったもの。
建設予定地は牛久市中央5-5-2、3、4の3筆で、敷地面積は2690㎡。常磐線沿いで、周辺には三越ギフトハウス、牛久セレモニーホール、公園が立地している。
設計は、アクアワールド大洗水族館などで県内の実績もある環境デザイン研究所(東京都港区六本木)が担当。
それによる規模はW造一部2階建て延べ約990㎡とし、定員は120名を想定。シンプルな施設のなかにも児童の教育に配慮した動線となるもようだ。
市の17年度最終補正予算案が可決され次第、社会福祉法人化の手続きが完了する見通し。
これと並行して、今月11日の理事会では指名業者を正式に決めて各業者に通知し、中旬から下旬にかけて入札を執行、4月から着工する方針。19年4月オープンを目指す。
なお、総事業費2億8000万円のうち、交付金1億3462万2000円が国および市から補助される見通し。