東関東自動車道水戸線の(仮)鉾田ICから潮来ICまで約28km区間について、橋本昌県知事は2日の県議会一般質問で「現在、国において環境影響評価準備書の作成に向けて諸調査を実施していると聞いている。当区間は必要不可欠な区間であるため、早期に整備計画区間へ格上げされるよう、環境影響評価準備書が作成され次第、環境影響評価と都市計画決定の手続きを進めてまいりたい」と答弁した。
飯野重男議員(自民)の質問に答えた。
東関道水戸線は、東京都練馬区を起点とし、千葉県を経て水戸市に至る延長約140kmの高速道路。
千葉県市川市から潮来市間約75kmが供用されている。
未開通区間のうち、鉾田ICから潮来ICまでの28kmは、平成8年12月27日に基本計画区間に指定。その後、国が環境影響評価準備書の作成に向けて諸調査を実施している。
同区間について県では、県の高速道路ネットワークを形成する上で必要不可欠な区間と認識しており、早期に整備計画区間へ格上げされるよう、環境影響評価準備書が作成された後、環境影響評価と都市計画決定の手続きを進めていく方針。