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栃木県矢板市

矢板市予算案、解体5施設、文化会館は設計、矢板中体育館改修に2億円

2024/02/07 日本工業経済新聞(栃木版)

 矢板市の齋藤淳一郎市長は6日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は、過去最大だった前年度に比べ4・2%減の144億6200万円。普通建設事業費は公共施設再編適正化の推進により45・2%減の16億4313万3000円。矢板中学校体育館長寿命化改修、道路整備・橋梁補修、市体育館や泉地区公共施設の解体に工事費を計上。市文化会館解体実施設計費、平野地区農道整備測量設計費、乙畑地区新産業団地開発可能性調査費を措置した。(2面に予算額)

 普通建設事業費は文化スポーツ複合施設、旧泉中学校を活用した複合施設など大型事業が完了したことに伴い市体育館や泉公民館、泉保育所、泉はつらつ館、きずな館の5施設の解体工事費を計上。学校施設や道路関係に手厚く予算を配分した。

 解体工事費は市体育館6500万円、泉公民館6450万円、泉保育所4600万円、泉はつらつ館4170万円、きずな館3190万円。市体育館の実施設計は1850万円。

 矢板中体育館改修は2億280万円。特別教室空調設備整備は小学校2850万円、中学校2100万円の賃借料を措置。校舎と体育館を改築する東小整備は8200万円で実施設計に移る。子ども未来館への太陽光発電設備と蓄電池設置に6230万円を計上した。

 道路新設改良費は6億2600万円(前年度比74・7%増)。市道木幡安沢1号線2期工区や安沢12号線3期工区、109号線、長井地区で県道県民の森矢板線と併せて改良している泉長井1号線、長井幸岡1号線の整備を促進。

 橋梁維持費は2億8000万円(355・8%増)。市道木幡37号線田中橋、境林下太田1号線内川橋の補修工事、市道3橋の点検などに充てる。

 都市構造再編集中支援事業は長峰公園と文化スポーツ複合施設を結ぶ矢板駅前の市道末広町5号線舗装改良工事に9820万円。わかば通り整備事業は用地購入・移転補償、新設工事などに1億2380万円を計上。

 地籍調査費は扇町Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、片岡Ⅳ地区に3600万円。スーパー道ぶしん制度は2000万円。認定外道路の舗装工事を行う行政区に1件当たり上限100万円を補助する。ブロック塀状況調査・解体補助金に290万円。

 平野地区の農道測量設計は1120万円、長峰公園整備に1000万円、片岡公民館改修工事に490万円。防災重点農業用ため池廃止工事、老朽公営住宅解体撤去などに予算を措置した。

 新産業団地開発可能性調査は1300万円。22年度の適地調査で最有力地に挙がった2カ所のうち国道4号と旧4号(一般県道蒲須坂乙畑線)、1級河川谷川に囲まれた乙畑の約24haを対象に基本計画を策定。基本計画等策定に880万円、権利調査に420万円を配分した。

 次点の適地は土屋~山田地区の約15ha。西は4号矢板大田原バイパス計画地、南は市道土屋4号線、東は市道108号線に囲まれたエリア。庁内で地区計画など整備手法を検討する。

 水道事業会計は12億2500万円(前年度比2・2%減)。施設整備費は4億2200万円(3・9%減)。老朽管更新や水源施設の整備を実施する。

 下水道事業会計は11億5200万円(10・6%減)。1870万円を公共下水道全体計画の見直しに充てる。

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