千代田町（高橋純一町長）は８日、２０２４年度当初予算案を内示を実施した。庁舎非常用発電設備改修事業に１億５６０８万円を計上し、新規事業としては小中学校体育館を対象としたエアコン設置事業に５４８９万円を盛り込んだ。

一般会計予算総額は８億４８００万円増額し、73億６３００万円で、対前年度比13％増となった。普通建設事業費は３億８４１９万７０００円で、対前年度比66・５％増。構成比については５・２％となる。

道路関連事業では生活道路等改修事業に１億６６５万円、道路維持補修事業は１億２９１０万円、道路新設改良整備事業に５６１６万円を計上。新規事業としては都市計画道路の概略設計事業に着手し、７５０万円の事業費を確保する。

産業振興関連では商業施設誘致促進奨励事業に２６４０万円、企業誘致促進奨励事業は３１００万円を盛り込み、商業施設誘致に引き続き取り組んでいく。

農業関連としては小規模農村整備事業に７８７万５０００円、農地整備事業１６５万４０００円を計上している。

公園遊具等整備事業には４５２万５０００円を確保した。

このほかに新規事業として取り組む事業名と予算額については◇総合保健福祉センター施設改修事業＝７１２万７０００円◇防犯カメラ設置事業＝３６００万８０００円◇ＬＥＤ防犯灯リース事業＝７０４万円◇まちづくり戦略事業＝１０１万９０００円－となっている。

なお、公共下水道事業会計は４億24万２０００円を計上し、５５９５万２０００円を増額し、対前年度比28・３％増。管渠建設改良費には１億１８７７万１０００円を充てている。