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県当初予算案、新防災教育施設も設計へ、高校再編4校に設計費、投資的経費1351億円

2024/02/09 日本工業経済新聞(栃木版)

 福田富一知事は8日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比4・7%減の9328億円。投資的経費は3・9%減の1351億3802万円。県単や直轄負担金を含む公共事業費は772億7400万円。第3期県立高等学校再編計画施設整備の那須拓陽高・那須清峰高など統合4校の設計費、新防災教育施設基本・実施設計費を計上。繊維技術支援センター測量調査費、グリーンスタジアム改修設計費、盛土規制法基礎調査費、防災拠点施設再エネ×EV充電インフラ整備に調査設計費を措置。本庁舎駐車場管制設備更新工事など庁舎や学校施設長寿命化を推し進める。(2面に部局別・性質別集計表)

 投資的経費の内訳は公共事業費566億9743万円(前年度比9・3%減)、建設事業費619億3486万円(2・4%減)、国直轄事業負担金54億9369万円(2%減)、災害復旧費25億208万円(1%増)、県単補助金(投資)85億994万円(28・7%増)。

 投資的経費は単独事業が前年度並みとなる一方、補助・直轄事業が河川改良復旧の進捗などによって減少。全体では4年連続前年度を下回った。

 第3期高校再編計画施設整備は2億3299万円。各校統合費で鹿沼商工・鹿沼南の設計に総額8525万円、今市・今市工業・日光明峰の設計に2178万円、真岡北陵・真岡工業の設計に8556万円、那須拓陽・那須清峰の設計に1億7689万円の継続費(いずれも24~25年度)を設定。

 栃木農業・栃木工業・栃木商業は土地測量800万円。特例校施設改修費として益子芳星高に1100万円を計上した。

 新防災教育施設は8870万円。県総合運動公園第2陸上競技場前にRC造平屋建てを想定した延べ床約1800平方mの施設を建設。総事業費は約26億円。供用は28年度を予定。地質調査に870万円、建築基本・実施設計に継続費9410万円(24~25年度)、展示基本・実施設計に継続費8400万円(同)を設定した。

 繊維技術支援センター整備は建て替えに向けた地歴・土壌汚染状況調査に1059万円、敷地測量に649万円、アスベスト調査に179万円。

 本庁舎設備等改修は5億2893万円。駐車場管制設備更新工事は継続費で3億5343万円(24~25年度)。東車庫連絡通路修繕工事に2750万円、中央監視入出力装置更新工事に1億1880万円、映像音響装置更新工事に1億2760万円、給排水衛生設備更新工事に3030万円、吸収式冷温水機点検修繕工事に2145万円を措置した。

 県有建築物改修は県央産業技術専門校、農業大学校、畜産酪農研究センター、栃木へリポート(消防防災航空隊事務所)、警察航空隊庁舎、真岡警察署、矢板警察署の7施設に3億2883万円。

 県立スポーツ施設改修は総合運動公園陸上競技場改修工事に1億740万円。グリーンスタジアム改修設計は1183万円。

 県立美術館・図書館・文書館が対象の「文化と知」の創造拠点整備構想策定は2192万円でPFI等導入可能性調査などを推進。県庁周辺整備検討は750万円。県有地の利活用に関する調査検討を進める。

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