県は、やまなしパワーＮＥＸＴ「ふるさと水力プラン」の認定証交付式を県立図書館で１月29日に挙行した。式には県企業局の村松稔公営企業管理者、東京電力エナジーパートナーの勝岡伸圭常務執行役員、認定証が交付される18社の代表者が出席した。

　県営の水力発電所で発電したＣＯ２フリー電気を環境意識の高い県内企業に供給する。電気料金に加算される環境価値料金を県の環境施策の財源として利用する仕組み。この取り組みは、電力共同ブランド「ふるさと水力プラン」として進め、県企業局と東京電力エナジーパートナーが共同運営する。

　式の冒頭に村松公営企業管理者が「現在は農業や建設業、製造業、運輸業など27の事業所で活用をいただいております。今日の交付式をきっかけに環境意識に対する取り組みや商品づくり、ブランド力の向上など、県内経済の活性化にもつながっていくものと期待しております」と述べていた。

　交付式に移ると、村松公営企業管理者から18社の代表者に対して、認定証が手渡された。

　その後、東京電力エナジーパートナーの勝岡常務執行役員が「多くのさまざまな企業さまにより一層の販売を進めて、カーボンニュートラルの推進や地域貢献のひとつとして進めていただければ大変幸いです」と話していた。

【写真＝村松公営企業管理者、勝岡常務執行役員、認定証交付後に記念撮影、各社の代表者に認定証を手渡した】