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群馬県藤岡市

藤岡市の24年度当初予算案

2024/02/16 群馬建設新聞


藤岡市(新井雅博市長)は15日、2024年度当初予算案を示した。新火葬場建設に工事費や用地取得費などを含む事業費4億5597万5000円を確保。また、2路線の道路改良事業で測量設計委託料として合計4100万円を盛り込んだ。

会見で新井市長は「過去最大の当初予算編成となった。市制70周年を迎えるにあたり、積極的に新規事業などを付け加えた」と話した。一般会計の総額は299億6000万円で対前年度比7・1%の増とした。普通建設事業費は対前年度比27・1%増の59億3790万9000円(構成比19・8%)となる。

新火葬場は中栗須145-2ほかの敷地3233㎡に建設。RC造一部S造平屋、車寄せに設置する庇部分を含めた延べ床面積は約1555㎡の規模を想定している。火葬炉は4基設置する。既存施設の偕同苑(藤岡770)は火葬棟と式場棟の2棟で構成。火葬棟がRC造平屋、床面積487・15㎡、式場棟はRC造2階建て、延べ床面積527・45㎡の規模となっている。

道路改良事業は市道2272号線と市道111号線へ予算を計上。

市道2272号線の測量設計は岡之郷地内で実施。委託料に2400万円を計上した。関越自動車道をくぐった北側にある1つ目の信号付き交差点を起点に、北西に向かった約880m区間で工事を計画。現道の東側を流れる水路を改修し歩道スペースを創出する。

市道111号線道路改良事業は中栗須地内で行う。主要地方道藤岡大胡線との中栗須藤岡境交差点から西進し、セコム藤岡営業所(藤岡1008-7)の西側にある主要地方道寺尾藤岡線との交差点までの720m区間で事業を計画。北側に設置されている歩道は路肩として使用し、南側の歩道についてはセミフラットに改良する。測量設計委託料として1700万円を確保した。

このほかの主要事業は◇公園施設長寿命化計画策定=2175万円◇平井小学校体育館改修工事費=1億3079万円◇北中学校体育館改修設計委託料=424万6000円-。

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