魚沼市は、新年度当初予算案の概要を発表した。一般会計の予算額は269億1000万円で、対前年度当初比8・6%の減。特別会計と企業会計を合わせた総予算規模は459億9350万円で同比6・8%の減額となっている。一般会計における普通建設事業費は40億234万円でと同比12・0%減となる。新年度予算では災害復旧費が大幅に減ったものの、有機センター整備に向けた設計・造成工事に着手するほか、堀之内で計画する復興住宅の建築工事費、高齢者生活支援ハウス整備で設計・工事費を計上している。
主要事業としては、まず高齢者生活支援ハウス整備事業に2億9600万円を計上。うち設計費に1020万円、工事費に2億8200万円を充てる。
入広瀬火葬場事業には1億2895万2000円を予算化、うち監理委託費に222万円、工事費に1億2670万円を投入する。
畜産推進事業には5億75万円を盛り込んだ。これは有機センター(資源循環型)を整備するもので、設計費に5000万円、用地造成工事費に1億4200万円、用地購入費に3億円を配分する。
地域住宅交付金事業(復興住宅等)には総額4億6870万1000円を予算化。うち堀之内住宅建築工事関係で設計等に590万円、工事費に4億5400万円を充てる。
教育関係では、小出小学校大規模改修で設計費に580万円、工事費に1億1600万円を計上。堀之内中学校大規模改修で設計費に550万円、工事費に1億1000万円、小出中学校大規模改修で設計費に380万円、工事費に7700万円を盛り込んでいる。
災害復旧費では、農業施設等復旧に1億5398万7000円、林業施設復旧に4756万7000円、土木施設復旧に1億1500万円を計上。
また、新庁舎建設基金として3億円を積み立てる方針だ。
下水道関係では、企業会計分(資本的支出)で特定環境保全公共下水道の汚水管渠工事費に4億995万1000円を投入する。