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群馬県明和町

明和町は2024年度当初予算案

2024/02/20 群馬建設新聞


明和町(冨塚基輔町長)は19日、2024年度当初予算案を示した。新規事業として(仮称)大佐貫・大輪線大輪工区整備事業に1億4910万円を計上し、大輪中工業団地造成事業区域にアクセスするための道路整備を実施する。また、町内2校の明和東小学校と明和西小学校でGHPエアコン工事を計画し、工事費1億6026万8000円を確保した。

一般会計予算は67億円を計上。前年度から6億5000万円減額となり、対前年度比は8・8%減とした。普通建設事業費は9億3915万8000円とし、同比48・4%減。構成比は14%となった。

新規事業としては町内2校の明和東小学校と明和西小学校の南校舎を対象に、老朽化対策に向けた設計業務委託料5000万円を計上。ともに南校舎は建設から50年以上が経過していることから、老朽化が著しく、雨漏りなどが生じている状態。東小学校については1998年に南校舎の耐震補強を実施しているが建物評価は低い状況となっている。西小学校は97年に南校舎、99年に北校舎で耐震補強を行ったが、こちらの建物評価も低い状態となる。

町道63号線整備事業は1億1400万円を確保。同線の工業団地内部分に右折帯および歩道整備を実施するために、用地買収などを進める計画となる。

明和メディカルセンタービルの東側で保健理療施設誘致に伴う駐車場整備事業に1500万円の事業費を盛り込み、新規事業として取り組む。

小規模農村整備事業では814万円の事業費により、農道および用排水路の整備を継続していく。

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