記事

事業者
茨城県常陸太田市

22億投じ新体育館/市道0139号線整備は26億

2024/02/22 日本工業経済新聞(茨城版)

 常陸太田市(宮田達夫市長)は21日、2024年度当初予算案を公表した。主に、市道0139号線整備には26億4828万1000円を措置。また、新総合体育館整備には、24~26年度までの3カ年継続費に総事業費を設定予定。24年度は22億4599万8000円で、建築工事や外構工事実施設計業務などを進める。ほか、観光施設整備に4億1543万2000円を投入し、竜神大吊橋の改修などを行う。

 新総合体育館整備は、第1四半期に外構工事実施設

計業務と施設周辺道路照明・案内板基本設計業務を発注。第2四半期に、建築工事と監理業務を発注する計画だ。建築工事に関しては議会案件のため、第2四半期に行われる議会の議決を想定し議決後本契約を結び、着工となる。26年度までに工事を完了し、27年度の供用開始を見込む。安井建築設計事務所・柴建築設計事務所JVが実施設計を担当し、24年3月までにまとめる。

 新体育館は、旧山吹運動公園市民体育館跡地に建設。想定する施設概要は基本計画の時点では、延べ床面積約6800㎡。構造はSRC造2階建てとなる予定。メインアリーナ外装は、格子シェル構造の屋根を採用。構造設計方針では、1階をRC造(一部SRC造)、2階以上をS造としている。

 施設周辺においては、駐車場545台(一般約521台など)を整備する。

 一般会計は315億700万円で、前年度比60億5400万円(23・8%)の増加。普通建設事業費が79億1811万円となった。水道事業会計は資本的支出7億2453万5000円、工業用水道事業会計では資本的支出777万8000円、簡易水道事業会計に関しては資本的支出9087万3000円、下水道事業会計においては、資本的支出7億9829万8000円となった。

記事資料 記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら