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国土交通省

建設労働需給調査結果/不足率は0・3%

2006/03/08 本社配信

 国土交通省が建設労働需給調査結果(1月調査)を発表した。全国の調査対象8職種計の不足率は0・3%(前年同月比0・2%増)となり、19箇月連続で前年同月の不足率を上回った。

 調査の対象職種は、型わく工(土木)、型わく工(建築)、左官、とび工、鉄筋工(土木)、鉄筋工(建築)、電工及び配管工の8種。対象職種の労働者を直用する建設業者約4000社で調査を行なった。

 職種別の状況は、8職種中6職種で技能労働者が不足。鉄筋工(土木)が最も不足率が大きくなり、とび工が最も低くなった。

 8職種計の3月における労働者確保に関する見通しは「困難」「やや困難」の合計が10・5%(前年同月比3・7%増)、「やや容易」「容易」の合計は19・9%(同比6・6%減)と低下した。

 残業・休日作業を実施している現場数は、8職種計で手持現場数の2・6%(同比0・8%増)となっている。



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