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全社員で「ファントレ」開催/㈱ケイ・データエンジニア、㈱ケイコンサルタント

2024/03/02 山梨建設新聞

 ㈱ケイ・データエンジニア(富士川町)は、㈱ケイコンサルタントと共により発展し、成長をしていく企業であり続けるため、SDGsの取り組みを開始した。遠い将来も存続し、社会貢献できる企業を目指し、SDGsの17項目はとても良い指標であると感じ、本格的に向き合うことになった。

 同社の主な取り組みのうち、「7、エネルギーをみんなにそしてクリーンに」では、社屋に太陽光発電パネルを搭載し、再生可能エネルギーを利用している。社有車は随時HV車にし、温室効果ガス排出を低減して、3Rの推進も積極的に行う。

 「8、働きがいも経済成長も」では、最新機器を積極的に導入し、危険を伴う場所での作業を安全に行えるよう、社員を守る。作業の効率向上につなげ、業務の展開と拡大を目指す。年4回全社員での勉強会「ファントレ(fun to training)」を開催して、各部門の専門知識を学ぶ取り組みを進めている。

 「9、産業と技術革新の基盤をつくろう」では、積極的にICT技術(BIM、CIM)を活用し、作業の効率化と職場の環境改善(労働時間の短縮)を図る。将来訪れる少子高齢化による技術者等の人手不足への対応として取り組む。

 活動に際し苦労した点では、SDGsの全項目の内容を把握し、会社の現状把握に多く時間を要した。社員全員が同じベクトルで進んでいくことが最も難しい課題と話す。

 取り組みの効果としては、会社の現状が把握でき、改善すべき点はどこなのかを理解できたという。同社ではこれからも「ここ山梨をより発展させる企業でありたい」という経営理念を掲げ、働く社員とそのご家族の健康と将来も守っていける理想の企業形態を確立できるよう、SDGsの取り組みを通じて実現し続けていきたいと考えている。

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